IODATA US3-HB3ETGをMacで使う

IODATAのUS3-HB3ETGというUSBハブを使っている。

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IODATA US3-HB3ETG

元々USB 3.0ハブが必要になった時にメルカリでちょうど発見したのでただのUSBハブとして使っていたのだが、最近安定した回線の必要性を感じて有線LANアダプター機能を使ってみることにした。自分が使っているMacBook Pro 2016 (macOS Catalina 10.15.6) にはLANポートがついていない。

 

ところがLANケーブルを繋いでみてもポート横のランプが点灯しない。LANケーブルに繋ぎ変えても変化なし。中古で買ったので、壊れてたのかと思いながら公式の製品紹介ページを見てみると衝撃の事実が発覚。

なんとMac非対応だった。というよりWindowsの対応バージョンは書いてあるがどこにもMacに対応とは書いていない。よく確認しなかった自分が悪いのだけど…

どうしても諦めきれなかったので調べてみると、こんな記事を見つけた。

segavvy.hatenablog.com

記事に登場するのはバッファローの有線LANアダプターなのだが、バッファローが提供するドライバがCatalinaに対応しなくなったため、チップメーカーであるASIXのWebサイトから直接ドライバをダウンロードしてインストールしたら動いたとのこと。

物は試しということで、IODATA US3-HB3ETGもASIX AX88179を搭載しているという望みをかけて最新のドライバをインストールしてみた。

するとなんと動いた!

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ポート横のランプが点灯する

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システム環境設定 > ネットワークからも見えている

ドライバのインストール手順は上記のページで紹介されている通り。ただ、自分が試した感じでは、ドライバのインストール時にアダプターを接続した状態でドライバをインストールしないと動作しないような感じがした。一度目は接続しないでドライバをインストールしたのだがランプが点灯せず、一度アンインストールした上で接続した状態でインストールし直したら正常に動作した。

何はともあれ、公式でMac対応を謳っているものに買い換えようかと一瞬よぎったので悪あがきをしてみて良かった。現在市場に出回っている同じようなUSB - LANアダプターでもASIX AX88179を搭載していれば同じ技が使えるかもしれないので、試してみる価値はあるかも。

ただ、間違ったドライバをインストールするとシステムが起動しなくなるということもこの方のように普通に起こりうるので、真似する際には自己責任でお願いしたい。

segavvy.hatenablog.com